After obtaining the qualification「銀行融資診断士」
資格取得後について
「銀行融資診断士」対象者は非常に幅広く①中小企業経営者及び総務経理担当者、②会計事務所関係者や中小企業診断士・行政書士・財務コンサルタント、③保険セールスパーソンです。
特に、この試験は合格した後の行動で成果が決まるといっても過言ではありません。なぜなら銀行融資は日々変化しているからです。初級編は銀行融資における基本的な土台について学ぶものです。
初級編では『バブル崩壊以降の銀行の歴史』『銀行融資の基本』『融資先の査定』『決算書の基本』を身に付けます。
この銀行融資に関する基本的なことを身に付けながら日々の実践で疑問に感じたことをテキストや動画の復習をして頂くことで対象者の方にとっての融資力が向上していきます。
「中小企業経営者」及び
「総務経理担当者」の方
中小企業経営者及び総務経理担当者の方は、銀行嫌いをなくしてください。銀行融資≒オバケと同じなのです。つまり、融資の審査や銀行や銀行員の融資に対する考え方は見えるようで見えないので勝手に怖いと思っているだけです。
銀行融資は決して難しくはありません。決算書の構造や銀行融資の審査過程における考え方と融資先のランク付けをする時の格付の基本的概念を理解出来れば、銀行員のことが見えるようになります。
また、従来は会計事務所に銀行融資の相談をする経営者が多かったと思いますが、会計事務所は銀行融資の専門家ではないのです。ですから今後はこの資格を経営者や総務経理担当者が保有することで銀行融資における基本的なことは自分たちで出来るようになります。
「会計事務所関係者」「中小企業診断士」「行政書士」「財務コンサルタント」の方
銀行融資診断士を保有していない中小企業に、本来あるべき姿の銀行融資や銀行の格付の考え方、財務会計の基本をお伝えしてください。また、財務コンサル系の人は集客に不安や悩みを抱いている人が多いと聞いています。ちなみに銀行融資は緊急性の高い事案です。
さらに安心して相談できる相手がいるようでいないからこそ、この資格を最大限活用してください。そして中級や上級資格にも是非チャレンジして付加価値を高めてください。
「保険セールスパーソン」の方
身近な経営者に銀行融資の情報提供をしてください。経営者が抱いているように保険セールスパーソンも銀行融資は怖いと捉えている人が多いのではないでしょうか。そんなことはありません。
確かに銀行融資に関する本やSNSの情報などは氾濫していますが、正しい情報を知っている保険セールスパーソンは残念ですが多くはないのです。また、保険セールスパーソンは自ら事業資金(運転資金や設備資金)を利用した経験がないから銀行融資は分からないと決めつけています。この資格を保有して多くの経営者に情報提供をし続けることで自分に自信がついてきます。
資格を取得し⇒情報提供を続け⇒お客様のお役に立ち感謝をされて⇒自信を付けるようにしてください。
このように各々の銀行融資診断士の活用方法があります。また、共通していることもあります。それはこの資格は取得してからが勝負です。先述しましたように銀行融資は日々変化しているからです。ですが時代の環境変化に対応していく為には基礎を大切にしなければなりません。
最新の銀行融資を理解するためには普遍性の高い銀行融資診断士の初級を継続的に学び銀行融資の基礎における土台としての基礎を固めてください。
資格取得後は銀行融資診断士協会の会員になります。会員になるとSNSを活用した動画配信やメルマガ、機関誌などで最新の銀行融資に関する情報や管理会計の手法について学ぶことが出来ます。
この資格を最大限活用できるシーンを銀行融資診断士協会が御提供させていただきます。令和という新しい時代において当協会がみなさまの羅針盤になります。
さあ晴れ晴れとした気持ちで共に航海に出ようではありませんか!
みなさまの健闘に乾杯。
一般社団法人 銀行融資診断士協会 代表理事篠﨑 啓嗣